COTOWA
COTOWA 試作品着手までの歩み
医療の現場の言葉を集める研究から、2件の特許、自社の宿の運営を経て、COTOWA の試作品に着手するまでの道のりです。
COTOWA という名前
COTOWA(コトワ)は、「言葉(ことば)」と「和(わ)」を合わせた造語です。言葉の壁を越えて、旅行者・宿泊施設・医療機関・地域社会を「和」でつなぐという思いを込めています。
出発点
当社の代表は、医療通訳・翻訳に携わった経験から、病院で外国人の患者と医療者の間に立つ「言葉の壁」の重さを知りました。症状が正しく伝わらないことは、治療の遅れや誤りにつながります。この問題を仕組みで解決したいという思いが、COTOWA の出発点です。
試作品着手までの歩み
医療現場の言葉を集める研究を開始
日本を代表する東京都内の国立大学附属病院からの受託研究(第1期:2014年10月〜2015年5月)で、看護師・薬剤師と患者の会話や院内で使われる医療用語を抽出・整理しました。同年7月、国際モダンホスピタルショウ2014に「スマート医療通訳システム」を出展しました。学会で成果を発表
5月、第54回日本生体医工学会大会の企画シンポジウムで、薬局向け多言語対訳システムの開発と実証実験について発表しました。12月から受託研究の第2期(〜2019年3月)に入り、研究を継続・拡充しました。HOSPEX Japan 2016 に出展
医療機関の関係者に向けて、研究成果をもとにした仕組みを紹介しました。特許2件を取得
8月に「対話支援システム、対話支援方法およびプログラム」(特許第6565032号)、10月に「医療データ管理システム」(特許第6601603号)を登録しました。質問の意図を明確にして選択肢から返答してもらう対話の技術と、QRコード等を介して医療情報にすぐ届く技術です。外国人のお客様を迎える現場を持つ
12月に D旅館 歌舞伎町を開業しました。翌2024年7月には D旅館 茗荷谷を開業し、世界各国のお客様が実際に泊まる宿を自ら運営する立場になりました。試作品に着手
日本を代表する東京都内の国立大学附属病院との研究で蓄積した、信頼できる医療の言葉の知見と2件の特許を土台に、宿泊施設向け安心導線システム「COTOWA」の試作品に着手しました。客室のQRコードを読むだけで、緊急時の通報・病院探し・医療情報の提示・翻訳を母語で使える仕組みを、D旅館 茗荷谷後楽園で実証しています。
試作品の画面
✅ Already Tested at D-Ryokan Tokyo · D旅館で実証中
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日本滞在中に困ったらいつでもご利用ください。
試作版(D旅館 茗荷谷後楽園で実証中)の画面を再現したものです。実際の画面とは細部が異なる場合があります。
これから
D旅館での実証を通じて、お客様とスタッフの双方にとって使いやすい形に磨き上げ、他の宿泊施設でも導入できる商用版の開発を進めます。あわせて、オノマトペを含む日本語の症状表現を理解し、医師に正しく伝わる日本語で示す AI エンジンを、閉じた環境の中で自社開発しています。